東京島しょ地域の作り手が、オンライン・クラフト・マーケット「Islands market」に集結

2021年2月21日(日)、Local Craft Market 6 /Islands marketが開催されました。これは、「ローカルなものづくりと島のものづくりをめぐる1日」をコンセプトに掲げ、オンライン上で開催されたクラフト・マーケット。日本全国どこからでも、ものづくりの現場や産地を訪ねることができるのが魅力です。今回は、東京宝島11島からも多数の事業者が出展しました。

今回のイベントでは、オンライン上に出展者のブースが部屋のように割り当てられており、来場者はブースに自由に出入りしたり、移動したりすることができます。出展者は実店舗やものづくりの制作現場から生中継をしたり、製造工程のディテールを紹介したりします。出展者と来場者とは直接ビデオ通話をしてコミュニケーションをとることが可能です。

参加者はまず1階の総合案内所でマーケット会場の歩き方を教えてもらい、フロアマップを見ながらお目当ての出展者や気になる出展者を自由に巡ります。どこから回っていいか、どうやって話しかけたらいいかなどが分からない場合には、3~4人1組でガイドと一緒に「クラフト・ラバーズ・ツアー」に参加して出展者ブースを巡ることもできます。

実際に様々な出展者ブースを巡っていると、農家の方がコーヒー豆を手にお子さんの来場者と交流していたり、海の上から中継をしている出展者の方が声をかけてくれたり、特産品について1対1のマンツーマンレッスンが行われていたりと、様々な場面に立ち会うことができました。

参加者は出展者の話に頷いたり、驚いたりしながらとても興味深そうに観ていました。自室で飲み物片手に、イベント会場よりもリラックスした雰囲気だったのも印象的です。オンライン会場では常時200人程の人が訪れていました。

出展者側も来場者側もオンラインならではの良さや今後の可能性を感じながら、それぞれに楽しむことのできたイベントとなりました。