また島に来たい!島で会いたい!バレーボールを通じたモニターツアーで生まれた新しい出会い
伊豆大島「プロトコール」プロジェクトでは、この1年間バレーボールを通じて大島を行きつけの場所にしてもらい、島の方々がそれをおもてなしできる体制や環境を作ろうと尽力してきました。2023年1月7日、8日の2日間は、東京都福生市の福生市立福生第三中学校のバレーボール部の部員、保護者、教員の皆さん20名を迎えて、島の子どもたちとのバレーボールと、大島を楽しんでもらうモニターツアーを開催しました。
1日目は大島高校でのバレーボールイベントから始まります。大島の複数の中学生バレーボールチームや高校生たちが集まり、一丸となって出迎えました。
(開会式の様子)
イベントの進行は島の中高生が中心。こんなメニューをやったら楽しいのではないか、と一生懸命考えました。みんなで自己紹介するアイスブレイクから始まり、グループに分かれてアップを行い、最後は真剣勝負の試合。良いプレーの連続に、思わず拍手が湧きます。
(試合を楽しむ様子)
「真剣勝負のバレーが楽しかった」という声が多く聞かれ、福生の子供たちも大島の子供たちも、お互いのバレーに対する真剣な取組に学びを感じた1日となりました。
2日目は福生の皆さんに大島の良いところを知ってもらうためのプログラムです。大島の雄大な自然が感じられる地層大切断面や、美しい港の景色が楽しめる波浮港散策しました。1日目のイベントで交流ができたこともあり、福生の子供たちと大島の子供たちが混ざり合って楽しむ雰囲気が見られました。特に大島名物の黒い砂浜、砂の浜では冬にもかかわらず海に足を入れてみんな大はしゃぎです。
(砂の浜で楽しく交流) (お別れセレモニーの様子)
最後はみんなで船が出港する岡田港まで。最後のお別れセレモニーでは、挨拶があった後、島の子供たちから福生の子供たちに向けて、寄せ書きが送られました。出航する船に向かってみんな最後まで手を振ってお見送りします。
(お別れ時の集合写真)
福生からの参加者のほとんどが大島のことを聞いたことはあっても、来たことはなかったという人ばかり。2日間の短い間ではありましたが「また行くね」という言葉が飛び交い、行きつけの島になる一歩となったと感じています。
大島では、これからもバレーボールを通した交流を続けていきます!