青ヶ島のコアなファンが集う!~オンライン交流会で島への思いを深める時間~
今年度の青ヶ島では、島会議公式Twitterアカウント「ハロー青ヶ島」(@hello_aogashima)を立ち上げ、「#ハロー青ヶ島」を付けた投稿により青ヶ島のコアなファンのみなさんとつながりを持ち続けようと取り組んできました。
本来であればもっと訪問していただきたいところですが、青ヶ島に行かずとも島のことを想っていただけるよう、2022年1月30日(日)にYouTube配信による「オンライン交流会」を企画しました。
オンライン交流会の内容は多岐にわたり、島の地理、自然に関する現地でのガイダンスや郷土芸能、人気のYouTubeチャンネル「青ヶ島ちゃんねる」とのコラボレーションなど、チームが協力してコンテンツを準備しました。
「ハロー青ヶ島オンラインガイド」では、昨年作成した冊子「Hello!青ヶ島」のマップをもとに地域コーディネーターの荒井さんが事前に収録した動画を公開し、青ヶ島のリアルな風景を案内しました。ダイナミックな山の頂上からのパノラマ映像や青ヶ島の珍しい植物についての説明のほか、青ヶ島の歴史についても紹介しました。
「青ヶ島ちゃんねる」コーナーでは、「Hello!青ヶ島」のデザインを担当した佐々木加絵さんが案内人となり、「#ハロー青ヶ島」でコアファンの皆さんがSNSへ投稿した島の姿を一緒に見ていきました。青ヶ島の星空の様子をとらえた写真は息をのむ美しさです。

青ヶ島の伝統芸能として伝わる還住太鼓の演奏も披露されました。伊豆諸島南部の太鼓芸能の特徴は1つの太鼓を2人で叩くところにあります。また、演奏は即興的に行われます。たたき手が次々と入れ替わり、ダイナミックに演奏される様子は参加者に大好評でした。

最後のパートでは「Hello!青ヶ島」冊子の制作に関わった方々が集まり、当時の思い出や苦労話などに花が咲きました。島に注目が集まる中、ただ広く受入の間口を広げるのではなく、青ヶ島のことを理解してくれる人に来ていただけるようにしたいという思いについても、改めて確認ができました。
3時間半に及ぶオンライン交流会でしたが、常時100名以上の方にご参加いただき、チャットコーナーでは参加者同士の会話が盛り上がるなど積極的な交流がはぐくまれた会となりました。また青ヶ島に安心して来ていただける日が来るまで、オンラインを活用して青ヶ島を愛してくれる方々とつながり続けていきたいものです。