「おがログ」本格始動、公式HP公開!

小笠原諸島の父島では、2021年度の取組の柱として、父島内で特典を受けられる旅の記録帳「OGASAWARA TRAVELER'S LOG(通称:おがログ)」の運用とさらなる発展に向けた活動を行っています。昨年度に行ったクラウドファンディングでは、目標金額200万円のところ212万円を達成。小笠原諸島に対する根強い人気を裏付ける結果となりました。

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2021年6月には、クラウドファンディング支援者135名へおがログの発送を行いました。本来であれば7月から支援者の方々が島を訪れ、協賛店による割引など特典を受けていただける予定でしたが、緊急事態宣言が続いたため、おがログを使った観光客の受入の本格化はこれからとなりそうです。

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一方で、インターネットを用いた活動は積極的に進めていきました。6月にはおがログのホームページ(https://ogalog.jp/)を運用開始。Instagram、Facebookとともに島の情報を発信しています。

おがログはプロジェクトを進めてきたメンバーによる「一般社団法人おがログ」によって運営されています。ゴールはおがログとして行う事業が黒字化し、継続的に活動が行えること。そのためには、情報発信としてのWebを立ち上げるだけではなく、収益を得られる事業を進めていくことが重要です。

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9月からは、おがログのホームページ内にEC機能を搭載しました(https://ogalog.stores.jp)。2021年10月の時点ではおがログの手帳のみの掲載ではありますが、ECの窓口を持ったことで、自分たちだけでECを開発することが難しい島の商店などを支援し、島の商品を販売する取組にもつなげていきます。

また、生態系に悪影響を与えるとされる外来樹を用いた商品開発や小笠原の豊かな自然を教育に活かした「環境保全コンテンツ」の開発など、Web発信にとどまらない活動も行う予定です。

今後もこの取組を継続し、「おがログ」を発展させて島の住民と訪問者との素敵な交流ツールとしていきたいと考えています。

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