SNSを活用した仲間づくりと来年度に向けた展望 〜島からのレポート編〜

1月に発行した「にいじま宝島新聞」02の配布効果もあり、有難いことに島の人たちから温かな声をかけてもらえることが生まれてきました。

動き始めたプロジェクト(新たな移動手段×体験プログラム)ですが、軌道に乗せるにはまだ遠い道のりです。ここから先は、ウラシマ会議※で決めてきたことを、しっかりと行動に落とし込んでいく。日常のシゴトのスキマを見つけ、ゴール目指して車輪が動き始めます。

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※毎週火曜日の新島チームの定例会「ウラシマ会議」

〈まずは情報の発信〉

価値を伝えるために知ってもらわねば。しかもオシャレにさりげなく。

SNSの配信では、ファン作り・ドライバー募集の目標を立て、Instagram・Twitter・LINE公式アカウントを使って、毎週火曜日のお昼に配信。行き当たりばったりの投稿を避けるため、映える写真と共にテキストも共有シートを使ってオンラインで管理。

それぞれの得意分野も活かしつつ、順調な更新の甲斐もあり、「Niijima_Velotaxi」 のフォロワーさんも増えてきました。

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明るい新島の景色と調和するために、お色直しのラッピング。運気も上がるイエローを選択し、亀を見立てたキャラクターもあしらいます。また目立つことでドライバーのホスピタリティにも好影響となれば一石二鳥。期待も膨らみます。

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さらにこのキャラクターには、ハワイ語でウミガメを指す言葉「HONU」※と名付け、島に点在する宝物へといざなう案内役として、島の人たちからも愛されるベロタクシーを目指します。
※ハワイ語でウミガメのことを言う。神様からの使い・幸運を運んでくれる海の守り神などとして大切にされてきました。

〈 TABICAのオペレーションも抜かりなく 〉

いざ申し込みが来た時にあたふたしないように、本番同様の環境で取材を受け入れ、対応の手順や体験プランの進め方を確認しました。

おかげで不安も解消し、今後の受け入れも安心です。

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〈来年度に向けて〉

●安定的に体験プランを回していく
一緒に楽しんで取り組んでくれる仲間探しと、島の人たちに実際に体験してもらうための、試乗会を4月に開催予定。それ以外にも、新島らしい面白プランが誕生する予感満載なので、ウラシマ会議もキープします。

●島の課題を解決するシーンに積極的に関わっていく
この活動を通じて得た、会議のやり方〜行動への流れは非常に良い学びとなりました。このチームが必要とされるならば、地域の困りごとのお手伝いなどにも活かしていきたい。

●東京宝島として共通の目標となる取組を提案したい
11島共通の宝である「海」。新島では、この海を守るためにもプラスティック使用の削減案として、「洗濯バサミをアルミ製に替えよう!プロジェクト」をこの春から新島水産加工組合とタイアップしてスタートします。「東京の島」が「エコアイランド」となるように、来年度も楽しく東京宝島連携を深めていきましょう!

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関係者の皆さま方
いつも本当にありがとうございます!

執筆 新島地域コーディネーター 西胤 輝之進

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