ベロタクシーを使った新たな取組が始動！
「新しい、でつながる島」新島は、「島の仲間になれる『つながり』」を生むきっかけとして、また二次交通の課題解決の一助とするため、ベロタクシーを導入しました。
メンバーをはじめとした島の人がベロタクシーを運転し島内ガイドを行うことで、島を訪れた人に乗ってもらい新島を知ってもらうことで、島の人と島外の人がつながることを目的に、OTA（Online Travel Agent ※インターネット上で取引を行う旅行会社）サイトのaini（TABICAから名称変更）へ登録。ガイドプランの運用を進めてきました。実際に利用者からも「新島は、何回訪れても新しい発見があり、大好きです。次回は、いつ乗せていただこうか、早速カレンダーを眺めています」（※ainiに公開されている利用者レビューより一部抜粋）といった嬉しい声をいただき、島の仲間になれる『つながり』を生むツールとして、ベロタクシーは、とても有効な手段だと手応えを感じていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の長期化で積極的に観光客を受け入れることが難しくなったことや、そのような状況の中で積極的にメンバー以外のドライバーを島内で募集しづらいこともあり、今後どのように運用していくのか、先行きが不透明になってしまいました。
メンバー間でたくさんの意見を交わす中で、コロナ禍の現状で、無理にプランを運用するのではなく、ベロタクシーと同様に『つながり』を生み出すための別のやり方はないか、今できることは何かを考えようという前向きな議論が始まりました。意見交換を重ねた結果、実際にベロタクシーを体験せずとも『つながり』を表現できる動画を作ってはどうか、というアイデアが生まれました。
新島メンバーにとって島外の人との『つながり』を生み出すベロタクシーは、『ワクワクのシンボル』。その感覚を共有し、「新島ではベロタクシーのような新しい取組が積極的にできる！」「新島なら島の人と一緒に楽しい取組ができる！」といったメッセージを発信することで、これから新島と『つながり』を作る人・作りたい人たちとのコミュニケーションのきっかけが作れるのではと考えたのです。
現在は、「見た人にどんな気持ちになってほしいか」を念頭に、定期的に集まりながら動画の内容や構成を詰めています。 この動画によって、『新島を自分の拠り所にできる人」たちに届き、新たな『つながり』へと広がることはもちろん、ここまでの取組の経緯なども伝えることで、島内外に新たな仲間を作っていきたいと考えています。