御蔵島ファンに「かぶつ」おすそわけセットが続々発送
「冬の御蔵島おすそわけプロジェクト」とは、御蔵島の冬の果実「かぶつ」を活用した、島のファンと新しい繋がりをつくる取組です。島のメンバーが考案し、一丸となって準備を進めてきました。
プロジェクトの告知はSNS等で行い、モニター募集の開始後わずか35分で募集定員100人に達しました。その約8割は、来島経験がある人。御蔵島の根強い人気と島への関心の高さを改めて確認できる結果となりました。冬の御蔵島は強風が多い天候の影響で、物流の役割も担っている船舶の就航率が夏場に比べてかなり低くなります。募集後は天気図を確認しながら、メンバー総出で梱包・発送作業を進め、無事に発送まで終えることができました。
「冬の御蔵島おすそわけセット」は、他に2つのタイアップ企画とも連動しています。 1つ目は、飲食もできる、バーを併設した銭湯「BathHaus」(東京都渋谷区)とのタイアップ。週末限定で2週にわたり開催されました。期間中の店内では、かぶつを浮かべた「かぶつ湯」体験のほか、バーでは、かぶつの皮や果汁を使ったマリネと3種類のカクテルを楽しめる企画が実施されました。
入浴や飲食された方には、おすそわけセットの配布も行いました。おすそわけセットや飲食メニューは、期間中に予定した提供数に到達。BathHausからは「多くのお客さまに喜ばれました。御蔵島を知らなかった人の興味も引くことができたかと思います。」という嬉しい声も。
2つ目は、「東京宝島商店at BEAMS」(東京都新宿区)とのタイアップです。1階の売り場で商品を購入した人に対して、「おすそわけセット」の配布が行われました。おすそわけセットを受け取った利用者のアンケートでは、御蔵島への来島経験のない利用者から「御蔵島に対する興味が高まった」という声も寄せられました。
これで「冬の御蔵島おすそわけセット」を「届ける」ことは、無事に終わりました。今後は、おすそわけセットを利用した人たちから、アンケートが集まる予定です。いったいどんな声が寄せられるのか......。島のメンバーの中では、結果への期待感やドキドキ感が高まっています。