外国人向け情報発信のプラットフォーム立ち上げに着手

外国人誘客に向けた島の魅力発信にあたり、主要な取組の一つが、Webサイト制作です。日本人と外国人では、興味や関心を感じるポイントが異なるため、今回立ち上げるWebサイトでは、外国人の感性に訴えかける情報プラットフォームを目指しています。

島の重要な資源であるがゆえに大切に守れられてきた水や漁業の魅力はもちろんのこと、島内の宿や飲食店などの情報にもフォーカスをあてていきます。 Webサイト制作にあたっては、ターゲットの視点で神津島を捉えるために、外国人クリエーター2人を招いて、島の魅力を体感し、掘り下げてもらうことにしました。

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滞在中は多幸湧水や天上山など水を中心にさまざまなスポットを巡ってもらいました。クリエーターの二人は、「にぎやかな東京とは、まったく違った東京!」「沖縄で楽しめるようなビーチも堪能できる」と、島の自然のすばらしさに驚いたようす。そして、「島の人があたたかい、優しい」「地元への愛情が強い」と、人々の魅力も感じ取ったようです。

「星空保護区」に認定された星空には、「肉眼で天の川が見えるのはすごい」「まるで地球を飛び出して宇宙に来たようだ」など感性豊かな賛辞が飛び出しました。外国人の視点での新たな評価に、フォローアップ会議のメンバーにとっては、ふだん見慣れた島の魅力を再認識する機会にもなったようです。

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島での滞在を終えた彼らからは「水があらゆる面につながっているということがわかった」「水の貴重さをうたっていくべき」とのコメントが。継続的にコミュニケーションをとりながら、Webサイトオープンを目指して制作を進めています。

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