「責任ある観光」の実現を求めて、神津島モニターツアーを実施!-Part2-

「当たり前の奇跡に気付く、豊かな水と生きる島」をブランドコンセプトに掲げる神津島では、「責任ある観光と既存ツアー高付加価値化の実証実験」として、外国人4名を招き、モニターツアーを実施しました(前回記事に続く)。

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昼食後は島の観光コンテンツとして開発中の音声ガイドサービスを使って「物忌奈命神社(ものいみなのみことじんじゃ)」や「水配り伝説を伝える銅像」を周り、神津島の歴史や文化を体験しました。900年代に編纂された資料にも名前が残る由緒正しい神社の説明を聴きながら、参加者のみなさまは御神木など日本の神社文化に興味津々です。

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フリータイムは秩父山をトレッキングしたり、ワーケーションをしたりと、各自が思い思いの島ライフを満喫しました。夕食後は神津島唯一の温泉である「神津島温泉保養センター」へ。日本で初めて温泉に入る方もおり、日本の温泉文化を心ゆくまで堪能していただきました。

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天候不良により、あいにく星空鑑賞は叶いませんでしたが、参加者と4時間にもわたるワークショップを実施。悪天候の場合どうするべきか、どんな体験に価値を感じるかなど、夜遅くまで議論が絶えません。

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参加者からは「何よりも現地の人との交流機会が重要」との声や、写真一枚で「行きたい」と思わせる画像が必要との声も。また、SNSなどを利用した発信のアイデアまで多岐に話が膨らみました。最大の懸念であった悪天候時のプランについても、「オーロラと一緒で、見られないことは問題ない」「好天まで待てる宿泊プランが欲しい」など様々な意見が出ました。 翌日は現地ガイドの中村さんによる神津島の文化・歴史講義を改めて実施。旅の醍醐味である現地の方との交流機会に、フェリーの時間直前まで参加者からの質問が飛び交いました。

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今回のモニターツアーでは、島や「責任ある観光」のコンセプトの検証や、星空ツアープランの体験内容の価値を参加者と議論することができました。今後はより具体的なコンテンツの開発や、自走化を目指した詳細設計などを行いながら、神津島の魅力を発信するための企画・検証を引き続き実施していく予定です。

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