父島に行って、ロングステイしたくなる!海外に向けてホームページを開設

「訪日外国人向けロングステイ推進プロジェクト」では、父島のブランドコンセプトである「ありのままにいのちが輝く、別世界を生きる島」の実現に向けて、短期的な滞在ではなく、ロングステイ(8泊−おがさわら丸の2航海以上の旅)によって島の魅力を深く知っていただくことが有効と考えて、活動を行ってきました。

2023_chichijima4_img_01.jpg(訪日外国人ロングステイプロジェクトWebサイト「Bonin-Islands Chichijima」 https://ogasawara-community.com

その活動のひとつとして、ロングステイをサポートする英語ホームページを開設し、2023年3月に公開しました。このホームページでは、父島の海や山でのアクティビティ、豊かな生態系、島民の様子など父島に長期滞在したくなる魅力的なコンテンツが盛りだくさん。

海でできる体験として、小笠原の美しい海をのんびりと楽しめるシーカヤックや、人魚のように泳ぐことができるマーメイドスイムなどを紹介しています。また、山での体験としては、第二次世界大戦での戦跡や、小笠原固有の動植物が守られている森などを取り上げました。

2023_chichijima4_img_02.jpg(お見送りの風習について)

また、ホームページでは島民の温かさについても触れています。例えば、父島は船でしかアクセスできないため、父島から帰る船のお見送りの風習があります。このお見送りに感動し、小笠原にまた訪れたいという人も多いのです。

2023_chichijima4_img_03.jpg(ロングステイのモデルコースについての紹介)

ホームページでは、実際に父島に訪れてみたい人の参考になるように、モデルコースも掲載しています。現地で3泊するショートステイのモデルコースと、現地で8泊するロングステイのモデルコースです。ショートステイで来ていただく方には、父島の海、山、クラフト作りをバランスよく体験していただくプログラムを紹介しています。一方で、ロングステイを希望する方には、より1つ1つのアクティビティに長時間かけて楽しんだり、南島体験など父島以外の島に行くアクティビティを充実させたりするプログラムとなっています。

父島をはじめとした小笠原諸島は2011年6月に世界自然遺産として登録されて以来、その魅力はますます世界に知られるようになっています。今後、海外の方が日本でロングステイをする際に、父島を候補地として考えていただけるよう、ホームページを運営していきたいと思っています。

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