青ヶ島の魅力に触れる「青ヶ島シンポジウム」大盛況に終了!

青ヶ島は伊豆諸島の最南端に位置する有人島で、本土から隔絶された厳しい自然環境の中で生きる人々が独自の文化を築いてきました。東京宝島アクセラレーションプログラムで取組を進める団体「青ヶ島還住太鼓」では、実際に来島し、体験する機会を得ることが難しい郷土文化の魅力を島外のファンの方々に紹介するため、2023年2月12日(日)、銀座で「青ヶ島シンポジウム」を開催しました。

このシンポジウムは、青ヶ島の自然環境や郷土文化について、各分野の専門家による講演やライブ演奏、映像上映などを通じて、参加者に深く紹介することを目的としています。

2023_aogashima3_img_01.jpg(会場の様子)

当日は、青ヶ島の植生や神事、郷土芸能、郷土食など、島の自然や文化の多様性を紹介。青ヶ島の郷土食「いもつき」と「塩辛」のつくり方を島の女将さんに伝授していただいた様子の動画を会場限定で公開上映しました。映像制作は伊豆諸島シネマセンターが担当し、青ヶ島の郷土料理の魅力を紹介しました。また、会場では「青酎・あおちゅう」のテイスティングコーナーを設置し、造り手によって様々な個性が際立つ青ヶ島の焼酎「青酎・あおちゅう」を参加者の皆さんで味わいました。

2023_aogashima3_img_02.jpg(「青酎・あおちゅう」テイスティングコーナー)

最後には八丈太鼓や青ヶ島還住太鼓と島唄・島踊りの魅力をライブ演奏にて紹介しました。シンポジウムの最後には、参加者たちが輪になって島踊りを楽しみ、大いに盛り上がった1日となりました。

2023_aogashima3_img_03.jpg(最後は輪になってみんなで島踊り)

会場は満員御礼。また、YouTubeライブでの同時配信やアーカイブ配信も行い、多くの方々にも視聴していただくことができました。

今回のシンポジウムは、地域の文化や自然を紹介することで、その価値を再認識し、次世代に伝えることができる重要なイベントとなりました。「青ヶ島還住太鼓」では、青ヶ島の豊かな自然や郷土文化を紹介することで、島の将来につなげることができるアイデアを共有し、地域振興にもつなげていきたいと考えています。

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