全3回「式根島アカデミー」終了!

ローカルヒーローの誕生、式根島メンバーとの交流を目的に昨年から開催している式根島アカデミー。今年度は新島村と「観光・文化交流協定」を結ぶ渋谷区、島しょ地域の玄関口である港区の企業との連携を目指し、渋谷区・港区の企業4社・5名の方々に参加いただきました。第2回式根島アカデミーでは5泊6日のモニターツアーを実施し、「式根島アイランドワーケーション」をどのように商品化につなげていくか、意見交換を行いました。

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竹芝を22時に出発して翌朝に式根島に到着する大型船から、今回のモニターツアーは開始しました。船旅をはじめ非日常の中で自然と生まれるコミュニケーションや、島での健康的な生活は、単純にワーケーションを行うというよりも、普段はリモートワークでなかなか顔を合わせないチームのコミュニケーションや、オフサイト(組織作りや長時間の集中した会議を目的に、オフィスを離れて行う合宿)に適しているというアイデアが出ました。

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つづいて開催した第3回式根島アカデミーで改めて式根島の強みを確認し、次年度はワーケーションとオフサイトの両軸で、企業のリクエストに応えられるオーダーメード型の商品開発を行っていくことを決めました。最終的な目標は式根島に理解のある仲間を増やし、島の将来を担う"ローカルヒーロー"になってもらうこと。オーダーメードの中に、島を訪れた人と式根島に住む人との交流が生まれるような要素を組み込み、目標の達成を目指します。

3月には、一般社団法人式根島エリアマネジメントの活動を広く知ってもらうため、島内に向けて「式根島エリマネだより」を初めて発行しました。なぜワーケーションが島のためになるのか、式根島アイランドワーケーションはどんなものなのかなど分かりやすくまとめられています。また島内でさらにワーケーションへの理解を深めようと、一般社団法人日本ワーケーション協会の顧問で株式会社メルカリ会長室政策企画参事の天野宏さんの講演会を行いました。

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島外に向けては3月に開催される「竹芝みなとフェスタ」で、「式根島アイランドワーケーションのすすめ」と題しトークショーを行いました。次年度からの本格的な受け入れに向けて、一歩一歩着実に準備が進んでいます。

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