第1回「式根島アカデミー」開催!
式根島では、島に理解のある仲間を増やし、島の将来を担う"ローカルヒーロー"になってもらうことを目的に、今年度も式根島アカデミーを実施しています。
昨年度の式根島アカデミーでは、企業やフリーランスなど多方面から参加者を募りましたが、今年度はウィズコロナ、アフターコロナを見据えた持続的な誘客に向けて、リモートワークを積極的に取り入れている企業に呼び掛けを行うことにしました。新島村と「観光・文化交流協定」を結ぶ渋谷区、島しょ地域の玄関口である港区の企業との連携を目指し活動を行い、今年度の参加者として、渋谷区・港区の企業で働く5名の方々が集まりました。
「式根島アイランドワーケーション」では、観光のオフシーズンに3泊以上の滞在を推奨しています。せっかく島に来たからとバケーションが滞在の中心となるのではなく、通常のリモートワークと同じように働く時間をしっかりと確保したうえで島のことを知ってもらうためです。
第1回「式根島アカデミー」では、島側のメンバーと参加者の顔合わせを行い、式根島アカデミーに込められた思いや開催に至った経緯を共有しました。また、通信環境やセキュリティがしっかり整っているコワーキングスペースがあることや、コワーキングスペースから温泉にすぐに到着できること、海岸にフリーwifiが整備されていて、海を眺めながら仕事ができること等の紹介を通して、「働く場所としての式根島」の魅力を伝えました。
参加者から島内での支払い方法やATMの利用について質問がありましたが、式根島は宿や商店の80%以上でキャッシュレス決済が普及していることを伝えると、驚きと安堵の声が聞こえました。
第2回式根島アカデミーでは、5泊6日の滞在を体験していただきます。「式根島アイランドワーケーション」として本格的な受け入れを目指し、今回の参加者の意見に加え、今後は有識者からのアドバイスもいただきながら、さらに準備を進めていく予定です。
なお、コワーキングスペースは東京の島しょ地域の施設としては初めて、コワーキングスペース・シェアオフィスを全国に展開する企業「いいオフィス」に登録を行いました。利便性を向上し、今後ますます利用者の受け入れを拡大していきます。