島酒の魅力をもっと多くの人に!特設ページの開設と飲み方ガイドの作成

東京宝島事業では、東京の島々で作られている島酒を「東京 ISLANDS SPIRITS」として広く飲んでいただけるよう紹介しています。今年度は、もっと気軽に手に取っていただこうと、株式会社 食文化との連携により「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」のECサイトに特設ページ「東京島酒特集」を開設しました。

(出典:うまいもんドットコム特設ページ https://www.umai-mon.com/user/collection/1517

特設ページでは、島酒のほとんどを取り扱っている東京・築地の酒販店「酒の勝鬨」の堀口潤一さんの監修のもと、島酒を知らなかった人にもわかりやすい解説を入れました。

島酒の原料には大きく麦、芋、麦と芋のブレンド、さくゆり、ラム酒(サトウキビ)があります。ロック、お湯割り、水割り、ソーダ割りなど、おすすめの飲み方について銘柄ごとに紹介していただきました。

今回の特設ページ開設で連携いただいた株式会社 食文化 取締役の井上真一さんからは、島酒は様々な銘柄がバランスよく販売されたほか、日本の他地域であまり生産されていないラム酒や、自然の麹・酵母を使った青ヶ島のあおちゅうなど、大きな魅力・価値のある商品が多く感じたとのコメントをいただきました。

一般の方々に向けた島酒のプロモーションのほかにも、飲食店向けの施策として島酒のことがよくわかるパンフレット「東京ISLANDS SPIRITS飲み方ガイド」を作成しました。こちらは、より専門的な内容を紹介し、飲食店の方々がより積極的に島酒をお客様におすすめできるようにしたものです。

これまで島酒の味を具体的に数値化して評価されていませんでしたが、14銘柄の島酒について科学的味覚分析を行い、それぞれの特徴を「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」の5つの観点からグラフにして表しました。特に酸味と苦味のバランスにより味わいの特徴が決まることから、酸味と苦味のバランスのグラフも表記し、より味の特徴を説明しやすいよう工夫をしています。

特設ページの開設と飲み方ガイドの作成により、一般の消費者向け、飲食店向けの両方の観点から島酒の特徴や魅力を伝える機会となりました。