御蔵島の黄楊・桑材をクラフト作品で体験！「御蔵島×Creema クリエイターコラボ企画」を実施
御蔵島は、世界有数のイルカの生息地としても有名ですが、産出される黄楊や桑は上質な木材として重宝されています。近年では木材を切り出せる人も少なくなり、産出量も少なくなっている中、御蔵島の黄楊と桑の魅力を広く知っていただくために、国内最大級のハンドメイドマーケットプレイスであるCreema（https://www.creema.jp/）とともに「御蔵島×Creema クリエイターコラボ企画」（https://www.creema.jp/event/tokyotakarajima-2022result）を実施しました。
クリエイターの募集が行われたのは2022年12月。2023年2月には25人のクリエイターによる53作品が発表されました。いずれも作品は購入可能で、御蔵島の黄楊と桑の魅力を手に取って堪能することができます。
作品は日常で使いたいものばかり。「御蔵島つげ使用 ～華のつげ櫛～」（工房ふるかわや）は、御蔵島産の黄楊材で櫛を作り、同じく御蔵島産の桑の木で装飾を施した逸品です。携帯に便利なサイズとなっており、美しさと実用を兼ね備えています。
（「御蔵島つげ使用 ～華のつげ櫛～」（工房ふるかわや）https://www.creema.jp/item/15333240/detail）
続いて紹介するのは「aroma wood〈アナべナ〉」（木と）。
（「aroma wood〈アナべナ〉」（木と） https://www.creema.jp/item/15301927/detail）
この作品は、黄楊の芳香成分が癒しのアロマになる、癒しのオブジェとして製作されました。aroma wood のすり鉢状のくぼみにエッセンシャルオイルやアロマオイルを垂らすことで、木の芳香と相まって、癒しの香りをゆっくり楽しむことができます。
「木製蝶々ブローチ「カラスアゲハ♂・papilio dehaanii」」（平田製作所）は桑を使用した作品です。
（「木製蝶々ブローチ「カラスアゲハ♂・papilio dehaanii」」（平田製作所） https://www.creema.jp/item/15326260/detail）
御蔵島に多く生息する蝶を制作しようと思い、カラスアゲハを制作したとのこと。ぱっと見た時は黒い蝶が、光の当たる角度でブルーグリーンに輝く様を表現しています。
そして「smile moon wall clock」（aco）は、桑を使用した壁掛け時計で、自然の美しさが生かされたデザインが魅力的です。
（「smile moon wall clock」（aco）
桑の独特の光沢を生かすために。研磨はせず、丸のみと小刀で仕上げたというこだわりの作品です。
「御蔵島×Creema クリエイターコラボ企画」によって、御蔵島の黄楊と桑の上質な魅力とクリエイターたちの技術が融合し、素晴らしい作品がたくさん生まれました。黄楊・桑に馴染みがないという方も、ぜひ黄楊と桑を手に取って、御蔵島の魅力体験してみてください。