「行きつけになれる島」を体感するモニターツアーを実施
大島では、2018年度の島会議で議論した取組アイデアを具体化するため2020年1月25、26日に在日外国人1組2名、29、30日は日本人1組2名限定で、「行きつけになれる島」を体感するモニターツアーを実施しました。竹芝ふ頭からジェット船で1時間45分、伊豆半島のほぼ隣に位置し、伊豆諸島の中でも最も東京に近い大島は、黒潮のおかげで一年を通じて温暖な気候に恵まれた島。地元ならではの料理や文化体験、地元の人々との交流が、旅を思い出深いものにしたようです。一方、今後の取組の継続にあたっては、女性がターゲットだからこその事前の情報提供や、大島でしかできない体験の明確化、名産や名所を散りばめたツアー構成など明らかになった課題を検討し、取組を発展させていく予定です。
自分たちで収穫した明日葉で天ぷらを、ダイダイでアイスクリームを作る料理体験。大好きな天ぷらを自分で作るのは初めての体験で、作り方のコツに興味津々の外国人モニター。自分で作ったできたてのアイスクリームの味は格別だそうです。
「アンコ文化保存会」の協力で島に伝わる伝統衣装の「アンコ」を着て「椿まつり」パレードに参加。とても綺麗な着物を着て、地元の人たちと一緒に文化イベントに参加できたのは貴重な体験とのこと。
日本人のお二人は一人暮らしのため、様々な世代の島民とテーブルを囲んで食事をするのが新鮮で楽しく、新しい出会いになったそう。物や情報にあふれた今の時代だからこそ「人」や「想い」が観光の魅力の一つに。