
ブランド化
支援モデル事業
事業の概要
東京島しょ産品ブランド化支援モデル事業とは、東京宝島の11島の中から選定された特産品に対して、各種専門家やアドバイザーによるブランディング・コンサルティング支援等を通じて、特産品自体の付加価値向上はもちろん、11島全体のブランド価値向上につながるような、モデルケースを創出する事業です。
選定された特産品とは、利島の「ヤブツバキ(椿油)」と青ヶ島の「あおちゅう」の2産品です。
今後、本サイトでは「産品ブランド化支援モデル事業」と記載いたします。
現在、自社の製品やサービスのブランド化に取り組む島しょ地域事業者にご活用いただくことを目的に、本事業によって得られた経験やノウハウなどをわかりやすくまとめたガイドブックを作成中です。

産品の取組
東京宝島のブランド価値向上に繋がる産品支援に取り組んでいます。
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利島の椿油選定された特産品
利島は面積の8割をヤブツバキに覆われた周囲8kmの「椿島」で、人口は約300人。ここで作られる良質な椿油の製法は、江戸時代から今日までの200年以上に渡って受け継がれています。現在では島の基幹産業にまで発展し、全国の椿油生産量の大半を占めています。
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青ヶ島の
あおちゅう選定された特産品伊豆諸島最南端の青ヶ島で、かつて女性たちが愛する夫のために醸した焼酎「あおちゅう」。現代では島の特産品として、各家の味を受け継ぐ10人の杜氏がそれぞれに製造しています。その多くは島に自生する植物と野生の菌を使って造られ、大量生産はできませんが、焼酎が自家醸造された時代の製法を今に残す独特の風味が魅力です。
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島酒
太平洋に連なる伊豆諸島と小笠原諸島に伝承される蒸留酒。作り手の思いが混じりけなしに詰まったそれらの酒は、島の景色や匂いまでも一緒に蒸留したかのような豊かな味わいで、まさに島の魂そのものです。東京の島には、まだ多くの人が知らない、宝物のような蒸留酒があります。
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御蔵島の
黄楊と桑外周が約16kmの御蔵島の海岸線は、強い潮の流れと偏西風に煽られた波に浸食された断崖が取り囲んでいます。耕作できる平地が少ない島に暮らす人々が守り続けた御蔵島の宝物、黄楊と桑は、櫛や印鑑、指物などの最高級素材として扱われています。
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新島ガラス
新島ガラスは、特産の火山石・コーガ石の砂を溶解してできる天然の色のガラスです。この独特のオリーブグリーンは原石に含まれる鉄分が発色したもので、自然の造り出した色です。また、アルミナやカリなどの含有量も多く、光沢と強度に富む性質を持っています。