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桜株

  • 大島
  • 自然
写真提供:©大島観光協会

スポットの基本情報

都立大島公園から1km付近に自生するオオシマザクラの巨木で、樹齢は800年以上と推定されています。地質図上は今から約470年前、1552(天文21)年の大噴火で覆われた溶岩地帯にあることから、それ以降のものと考えられたこともありました。しかし、周辺の地形地質を検証した結果、桜株が生えているエリアは周りより高く、伊豆大島の粘性が低い玄武岩質溶岩は手前で枝分かれして周囲の低所を流れたため、桜株は溶岩流に飲み込まれずに生き延びたということがわかりました。このような場所をハワイの現地語で「キプカ kipuka」(「新しい溶岩流に囲まれ島のように残る古い森」という意味)といいます。春、黒一面の溶岩原の中で真っ白い花を咲かせる巨木は際立ち、航海の目印とされていたという言い伝えが残っています。

出典:伊豆大島ジオパークWebサイト

住所 〒100-0103 東京都大島町泉津字福重
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