東京宝島
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2 あり、加工しやすい軽石状のため、大正や昭和初期には建築用の資材としてよく使われていました」と話すのは、新島ガラスアートセンターのデいた野田さんに声が掛かったのです。開発に無事成功し、1988年に新島ガラスの魅力を世界へ発信する新島ガラスアートセンターが完成しました。現在は野田さんをはじめとした作家が作品のほか、販売用のガラス製品も製造しています。そんな新島ガラスの魅力は、「北欧のガラス製品にも通じる落ち着いたオリーブ色。艶やかな光沢があり、十分な強度を誇るため、家庭用のガラス製品にも最適」と野田さん。島の銘酒「嶋自慢」との相性もばっちり。よりおいしく飲めちゃいます。「嶋自慢」をもっと堪能したいなら、ぜひ使ってほしいのが新島ガラスの器です。コーガ石から作られる透明感のあるオリーブ色のグラスを「嶋自慢」のグリーンのラベルと並べて眺めよう。新島の銘酒「嶋自慢」が新島のコーガ石の歴史は古く、江戸時代にはすでに使われていたそうです。「耐熱性や耐火性がィレクター野田收さん。ところが、1970〜8 0年代になると新しい建材が登場し、コーガ石の需要は下火に。そこでコーガ石を使ったガラス製品の開発が進められ、新島出身でガラス作家として国内外で活躍して旅先晩酌〇七もっとおいしく!?新島ガラスで 1543麦麹の香ばしさが光る! やさしい味わいなので、島焼酎ビギナーにもおすすめ。魚子グラス2000円1.新島の美しい海と波を思わせるデザイン。さざなみグラス1800円。2.コーガ石のオリーブ色は、小さくても存在感を放つお猪口 2000円。3.ワインの赤も映えそう。ワイングラス5000円。グラス以外にも新島ガラスの美しさと繊細な技術を楽しめる作品も。4.ダリア(1輪挿し)2000円。5.芽生え(1輪挿し)1700円。旅の思い出にいかが?新島ガラスアートセンター住 東京都新島村間々下海岸通り ☎04992-5-1540 営 10:00〜16:30 休 火曜・水曜(10月〜3月) 、年末年始 https://www.niijimaglass.org/

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