東京宝島
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島酒には島々の風土や歴史が詰まってる島を満喫するのに島酒は必須アイテムお酒をきっかけに島のことを知ってもらえたらいずれは海外のお客様にも喜んでもらえるおもてなしの一つにやってきた丹宗庄右衛門にありました。彼が人々に焼酎造りを伝えたおかげで、伊豆諸島へと焼酎造りが伝わったと言われています。「九州では米麹が主流ですが、島では米が育ちにくいので麦麹を使うことが多いです」と小宮山さん。八丈島の焼酎や小笠原諸島のラム酒などの酒造りには各島の風土や歴史が反映されているから、どれも個性豊か。つまり、島のお酒を知れば、その島のこともおのずとわかってくるというわけです。「やっぱり島の旅を満喫するときに、お酒は必須のアイテムでしょ?」と山田さん。島酒は、島旅1853年に九州から八丈島に意外にも島酒のルーツは、の盛り上げ役としても欠かせない存在ですよね。東京の島々は、どれも魅力にあふれています。島酒を入り口に旅に出れば、風景・食・人など、必ずやそれぞれの島の魅力にもハマること間違いなし。せっかくなので、宮原さん・小宮山さん・山田さんの3人に、初心者にもおすすめの島酒の飲み方を教えてもらうことに。「みなさんしっかり味わおうとしてロックで飲もうとしますが、東京の島酒は割って飲むことを想定して造られているので、割って飲んでいいんですよ!」と小宮山さん。宮原さんは「私は芋焼酎のような重厚なタイプなら、お湯割りや氷を入れない水割りで。飲み飽きないので、ずっと飲んでいられます」。なるほど、氷なしの水割りでゆっくり味わうのも粋だなぁ。山田さんのおすすめはソーダ割り。「■で熟成した芋焼酎や麦焼酎などの個性的なお酒で試してみて。炭酸がはじけることで、香りを運んでくれますよ」。ソーダ割りなら気軽に挑戦できそうです。東京の島々で造るお酒が、国内で広まったら、将来的には海外のお客様にも知ってもらいたいのだそう。「スコットランドの小さな島で造られるウイスキーが世界で売れるのなら、東京の島々のお酒もその可能性を秘めているはず」とワクワクするお話も。島酒への愛と熱い思いを知ると一層、島酒が飲みたくなりました。各島内だけでなく、 ネットでも購入できるので、島酒を味わいながら、旅の計画を立ててみませんか。東京の島々には、こだわりが詰まった個性豊かなお酒を造る酒造所がたくさん。島酒に携わる3人の方に、東京の島々で造られる島酒の特徴や魅力について語っていただきました。旅先晩酌二七島旅をもっと楽しくする東京の島酒の魅力▶P.10▶P.02島酒ポチっと買うならココ!東京愛らんど楽天市場https://www.rakuten.co.jp/tokyo-islands/山田屋http://yamadaya8jyo.shop-pro.jp/お話をうかがった山田達人さんのお店、山田屋は八丈島の酒屋さん。東京の島酒の品ぞろえの豊富さは11島の中でも屈指です。酒の勝鬨https://katidoki.shop/東京・築地にある地酒専門店。東京島酒を各種そろえており、注文後1〜2営業日で発送してくれるのもうれしい。お話をうかがったのはYahooショッピングhttps://store.shopping.yahoo.co.jp/tokyoislands/東京の島々への玄関口、竹芝客船ターミナル内のアンテナショップ。島々のお土産や名産品など、お酒以外のアイテムも豊富です。島酒の魅力を知ったら、島酒を飲まずにはいられません。もちろん、島の空気を感じながら味わいたいけれどまずは手軽にポチっとお取り寄せができるオンラインショップで、島酒の予習をしてみませんか?株式会社宮原宮原 淳 さん八丈興発株式会社小宮山善友 さん▶P.17有限会社山田屋山田達人 さん

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