東京宝島
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旅先晩酌一〇飲やりたかったのかもしれません。かつては“神か集島”と呼ばれた神津島。これは太古の昔に神々が、伊豆七島を造るために集まったという神話に由来します。確かに海はエメラルドグリーンで、高級魚の金目鯛はわんさかいるしで、神々の話し合いの場に選ばれるのも納得。今も天国のようなこの島には、約19㎢の平地に約1880人が暮らし、店同士も近いのでブラブラと路地裏を散策しながらのはしご酒は最高です。もしかすると、神様も話し合いにかこつけて、この島で一杯みあつめのしま面積:約19k㎡周囲:約22km人口:約1880人東京の名湧水にも選ばれた多幸湧水は、飲めば幸せが訪れるとか。島民の皆さんも水筒持参で■みにくる井戸端的スポット。岩場を生かした全長約500mもの赤崎遊歩道は、つり橋や飛び込み台もある海の上の遊園地。いっい湯だな♪ 天然の■崎温泉には■飾北斎ばりの荒波ザッパーな光景を望める展望露天風呂も。清水宏成 さん漁師前浜海岸に面した黒潮商会には、東京11島の定番サンダル"ギョサン"が圧巻の品ぞろえ。漁師も太鼓判の滑りにくさです。750円〜。問黒潮商会 ☎04992-8-1001神津島の清らかな湧き水で造る焼酎は、国産二条大麦を30%磨き、減圧蒸留したまろやかさが堪らない。島を切り盛りする若い漁師が好んだことから、「盛若」という粋な名前に。700㎖ 1455円。問東京愛らんど https://www.tokyo islands-net.jp/一本釣りする神津の金目鯛は、傷なしの上物が特徴。針が50本付いた竿を700mほどの深海に垂らし、多い日で150匹も釣れるとか。神津島

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